子供の頃から親しみのある「ホタル」ですが、どのようにして光っているのでしょうか?

調べた時にatpというものが出てきたりしますが、atpとは何でしょうか?

調べてみました。

ホタルが発光する理由

ホタル 発光 atp

光っている理由としては、自分の居場所を仲間に知らせる為、メスへの求愛、外敵から身を守るために強い光を出す等、様々な理由があります。

ホタルが光る原理は?

ホタルのお尻には発光器と呼ばれるものがあります。

その発光器には3つの成分が入っています。

「ルシフェリン」「ルシフェラーゼ」「ATP」です。

ルシフェリンは発光するもの、ルシフェラーゼはルシフェリンの発光を助けるもの。

ATPはすべての生物が持っているエネルギーです。

この3つが合わさることにより、スシフェリン-AMPというものが生まれます。

この、ルシフェリン-AMPと空気中の酵素が結びつくことでオキシルシフェリンという発光物質が生まれ、ホタルのお尻は光るのです。

オスには二つ、メスには一つの発光器があり光り方も違います。

オスは飛び回り、メスは草や葉の上でじっとしています。

オスの方が明るく、メスは淡い光を出しています。

ホタルの発光器は、発光細胞、反射細胞、神経、気管の4つで成り立っています。

発光細胞には発光に必要な酸素を送るための気管と、その供給を調節するための神経が入り込んでいます。

その神経の調節で光がついたり消えたりします。

ルシフェラーゼという酵素は、ホタルの種類によって少しずつ違いますので、緑色の光、黄緑、黄色、オレンジ色と光にも色んな色があります。

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ATPって何?

すべての生物が持っているエネルギーであると書きましたが、要するに何でしょうか?

ATPとは、アデノシン三リン酸のことです。

短縮形でATPと呼ばれています。

ATPとは、生体内に広く分布し、リン酸1分子が離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出や貯蔵、物質の代謝や合成の役目を果たしているヌクレオチドです。

すべての真核生物がこれを直接利用しています。

生体内の存在量や物質代謝における重要性から生体のエネルギー通貨と形容されています。

またヌクレオチド?というわからない言葉が出てきたり、難しいですね。

すべての生命にある大事なものなんだなと思うことにしましょう!

まとめ

ホタルの光る仕組みは、知らない言葉も多くややこしいですが何だか勉強になりますね!

ホタルを見にいって、どうして光るのかうまく説明できたらカッコイイかもしれませんよ。

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