蛍を飼っている人って周りでもなかなか見かけませんよね。
山や川など自然のあるところで見られる蛍ですが、カブトムシ等のように自分で飼育することはできるのでしょうか?
蛍をもし自宅で飼う事ができるなら、家で光るなんてすごく素敵な気がします。
でも世話はどんな風にしたらいいのでしょうか?
実際、飼う事は可能なのでしょうか?
調べてみました。
蛍は家で育てられる?
蛍の飼育は可能です。
まず成虫の飼い方ですが、ゲンジホタルとヘイケボタルの成虫は水しか飲みません。
虫かごの中に、草や水ごけをいれ、朝と夕方に水滴を垂らす程度に湿らせます。
それで大丈夫です。
乾燥をしないように日陰に虫かごを置いておけばいいようです。
それで10日間程度飼う事が可能です。
10日?と思うと短いですよね。
2~3週間という例もあります。
自分で飼うから短いのではなく、蛍の寿命は1~2週間と考えられています。
ただの水ではなく、砂糖水だと長生きするという例もあります。
卵から飼うには?
まず、卵を産ませなければなりません。
オスとメスの成虫を虫かごに入れて、水で湿らせたガーゼやスポンジ、水ごけを入れておいてあげるといいようです。
卵から飼えば、1~2週間ということはありません。
ヘイケボタルで20日間、ゲンジホタルで1ヶ月間で孵化します。
それから幼虫になり、さなぎになり、成虫になります。
卵からの飼育は育て甲斐がありそうですね。
飼育の注意
一日に数100から1000ほどの卵が産まれるかもしれませんので、その卵を飼育用の水槽にうつしていくのは少々大変かもしれませんね。
サイズも0.5ミリほどと小さいです。
そして、幼虫になっても1ミリほどですので、しっかりと見ないとそれとわからないかもしれないので注意が必要です。
そして、卵、幼虫、さなぎ、成虫とそれぞれ合った環境の水や土やコケ等を用意してあげる事が必要ですので、準備は少々大変かもしれません。
まとめ
蛍も家で飼う事ができるんですね。
カブトムシよりはずっと飼育は大変そうです。
それに、蛍の寿命は大変短いので、寂しくはありますが、飼いたいと思う方は責任を持って飼育してあげて欲しいなと思います。