ホタルが活発に飛び回る時間帯というのがあります。
ホタルがきれいに見える時間帯ですから暗くなってからの事なのですが、ただ単に暗くなった梅雨頃、というだけではありません。
ホタル観賞をするには
気象条件は
ホタルが元気に飛べる気象条件はどんなものでしょうか。
夜であっても月が明るすぎるとホタルの光がよく見えない事があるので、月が出ていない曇りの方がよいでしょう。
気温は20度以上の雨上がりの生暖かい感じです。
結構大事なのは風がない事、あるいは強くない風である事、です。
飛ばされてしまうのがわかっていて、飛び回るホタルはいませんから。
時間は
ホタルの活動時間は一日に3回ほどあります。
1回目は午後7時頃から9時頃まで。
それを過ぎると休憩をとるように数が減ってきます。
2回目は午後11時前後です。
3回目は午前2時頃。
それぞれの時間の間はひっそりと少ない数のホタルが飛んでいる程度です。
いいタイミングは
気象条件と時間をみると、曇りの日の風のない午後7時頃が最高ですね。
雨が降ったり、風が強いとホタルは飛んでくれません。
その他に気を付けたい事
時間や気候などと同じくらい気を付けてほしい事があります。
それはホタルは繊細な生き物だということです。
強い光が当たるだけで弱って命を落としてしまうこともあり、大きな音にびっくりして隠れてしまうこともあります。
ホタルの生息地は自然の中ですが、当然他の厄介な虫や生き物もいます。
虫よけスプレーなどを使いたい気持ちもよくわかりますが、ホタルも虫です。
ホタルを除けたいのか、蚊を除けたいのかわからなくなりますね。
服装で害虫を除ける工夫をしましょう。
また、来年のホタルのシーズンに同じくらいの感動を味わいたい、と思えば、あたりの環境にも気を付けてください。
ゴミは持ち帰る。大きな声で騒がない。等々。
まとめ
ホタルを見るための条件以外に、自分だけがホタルを見に来たのではない事を心にとめておきたいものだと思いました。
これはホタル観賞だけではなく、あらゆる観賞に共通のマナーだと思います。