夕暮れ時に幻想的に光るホタルは、いつ見てもきれいで感動的ですね。
その見ごろの季節や観賞できる時間帯について、調べてみました。
『気象庁蛍前線pdfデータ』があった!?
こんなのがあったんですね。
桜前線は有名ですが、ホタルも気象庁の調査対象だったのかとても興味深いです。
他にはうぐいすやつばめ、モンシロチョウなどのデータがありました。
平均的なピーク
気象庁が調べるくらいだから、毎年日にちは違ってきますが、大体は5月下旬から梅雨ぐらいまでが見ごろです。
ホタルも種類がいつくかあって、ゲンジボタルが早く、続いてヘイケボタルが現れます。
ホタルがきれいにみられる時間はあるのでしょうか
ホタル観賞の時間ですが、その期間ずっと光っているわけではなさそうです。
ホタルの生涯を考えてみればわかるのですが、光って飛ぶのは子孫を残すためです。
セミが日中鳴き続けるのも、サケが何キロも川を遡上してくるのも同じ理由です。
ですから、しばらく光ってしばらく葉陰で休むを繰り返しています。
悲しきかな、セミと同じで2週間くらいの生涯なのですね。
その時間帯ですが、7時から9時頃、11時前後、深夜の2時頃、と3回ほどに分けて光ります。
観賞するなら、7時ころからがいいでしょう。
そして観賞時の天候ですが、やはり晴れが一番です。
それも雨上がりの晴れの日です。
梅雨前から梅雨頃ということなら、雨の日でも見られるのでしょうか。
雨でもホタルは飛びますが、晴れの日ほど元気ではありません。
葉に隠れているホタルが多く、飛んでもチラホラというところでしょうか。
種類によって違いはあるの?
よく言われるゲンジボタルが一番光り方が強いです。
その次にヘイケボタル。
日本全体に分布しているホタルです。
沖縄などで、気象庁の観測対象になっているのはクロイワボタル、ミヤコマドボタルです。
一般的にゲンジボタルが扱われるのは光り方が強いからです。
まとめ
昔友達が山で暮らしていて、ホタルを見においでと誘ってくれました。
暗いところが苦手な私は、ホタルって真っ暗なところを飛んでいるのだと思っていました。
動画などを見る限り、画面は真っ暗ですものね。
さにあらず、夏場の7時ごろはまだ明るいです。
日は沈んでいますが、あたりは電灯なしでも歩けるくらいの明るさです。
そして木立や水辺のホタルの幻想的なこと。
なぜもっと早く見なかったのだろうと悔やまれることしきりでした。
機会があれば、ぜひ観賞してください。