オバホタルの幼虫はフナムシを細長〜く伸ばしたような形体をしています。
国内では光るホタルは数が少なく、代表的なものはゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルですが、オバホタルも光ると言われています。
ではそのオバホタルはどのように光るのでしょうか?
オバホタルの幼虫の発光について
草の間や花の上で見ることができるオバホタルは成虫時期には光りません。
幼虫や蛹のみ光るとされています。
光る部分はお尻の部分で、光る物質も他のホタルと変わらずルシフェリンとルシフェラーゼの酵素が反応して光を放ちます。
では、なぜオバホタルは幼虫だけが光るのでしょうか?
オバホタルの幼虫は発光する
オバホタルの幼虫は陸上で育ちます。
幼虫は巻貝をよく食べよく発光しますが、その光は弱めです。
土の中に潜ったサナギも発光します。
ですが、成虫になりたての時はうっすらと光っていますが成虫は基本的には光りません。
また、オバホタルはゲンジボタルやヘイケボタルと違い発光パターンはピカピカ点滅する光ではなくずーっと発光しているのが特徴です。
なぜオバホタルは成虫の時に光らない?
通常、成虫時に光るホタルの発光目的はメスとオスとのコミュニケーション手段として使われます。
生命サイクルで最も重要な子孫を残すために利用されるわけですが、オバホタルは成虫になると光ることをやめてしまいます。
光るホタルの特徴としては夜行性で夜に活発になり、オバホタルは昼間に活発になる昼行性という点が違います。
昼に光る必要がないために、その光る機能を進化の中で取り除いたと考えられます。
オバホタルの配偶行動は光を利用するのではなく、触覚から出るフェロモンで行っています。
オバホタルの幼虫が発光する理由?
幼虫は昼行性の成虫とは異なり夜にも活動します。
その為、発光する機能が備わっていると考えられます。
また、蛹も光りますが天敵から逃れる為に発光しているという見方もあります。
このように、オバホタルは幼虫時期と成虫時期とガラリと特性を変えてしまうホタルです。
光以外でもオバホタルの幼虫は肉食系でバクバク餌を食べ、成虫は水ではなくて花の蜜を好みます。
まとめ
蛍という文字は火垂るから来ていると言われ光を基準に考えられている名前ですが、殆どのホタルが光らないのは残念です。
滅多に見られないオバホタルの光が見られた時には感動することでしょう。