ホタルといえば勿論自然界にいて、見に行くもの!という印象ですが、家で飼育というものは可能なのでしょうか?
家の電気を消したら、ホタルが光っているなんていうのは、想像してみるとすごく素敵だなと思います。
実際、飼育できるとすればどんなものがあれば可能なのでしょうか?
調べてみました。
ホタルの種類
ホタルには色んな種類がいますが、有名なものでいうとゲンジボタルがいます。
ゲンジボタルは成虫になってからの寿命は二週間です。
二週間って短いですよね。
でも、卵として生まれてからの寿命は一年なんです。
成虫になるまでがすごく長いということですね。
ホタルのメスは、成虫になればすぐに卵を産むことが可能です。
一匹から500~1000個の卵がうまれます。
それから一ヶ月で孵化し、孵化したら水中に入ります。
幼虫はそれから9ヶ月水の中で成長していきます。
それから湿った土の上に上がり、土のうを作ってさなぎになります。
その後オスが先に羽化します。
メスは一週間ほど遅れて羽化します。
ホタルの飼育について
まず、幼虫を手にいれなければなりません。
ホタルのいる場所にいって探してとってくるか、飼育している人からもらいます。
ホタルの保護の観点から、自然のところから取るより、どなたかからもらうのがいいでしょう。
ホタルは夏に卵を産みますので夏あたりにもらうのが良いでしょう。
上に書いたように、500~1000の卵を産むので、そんなには育てることはできないので、もらってくれる人を探している人も多くいると思います。
そんな知り合いがいなくても、インターネットで探してみるといいでしょう。
ホタルの飼育に必要なもの
水槽、エアーポンプ、エサなどが必要です。
水槽は、熱帯魚用のものでもいいですし、深さが数センチあれば大丈夫ですので、他のものでも代用はできると思います。
エサはカワニナやタニシなどを食べますので、確保するのは大変かもしれません。
川などにいき大量に確保しないと、エサがどんどんなくなってしまいます。
幼虫はたくさんのエサを食べます。
幼虫の時には水の中にいますがその後地上にあがってきますので、その際には適した土が必要になります。
通気性、保湿性、排水性の良い土を用意してあげましょう。
まとめ
きちんと育てるとなれば用意するものや、飼育の仕方など気をつけたり大変そうですね。
犬や猫を飼うのとは全然違うと思います。
途中で投げ出すことなく、本当に飼育してみたい方なら大丈夫かと思います。