ホタルを見られる場所が限られてきている昨今、ホタルを捕まえるのも難しくなっています。

ホタルを捕まえて交配させ幼虫から育ててみたいという方も多いことでしょう。

そこで、ホタルの成虫を捕まえる方法について、各ホタルの生息環境から見てみましょう。

ホタルの捕まえるタイミング

ホタル 捕まえる 方法

ホタルを捕獲する絶好のタイミングは、昼間は発見しづらいこともあり夜キラキラ光っている時に網などで採取することがベストです。

どのホタルもオスが発光しながら飛び回り、メスは飛ばないという傾向にありますので葉っぱを注意深く見ると発見でき手で捕獲できます。

では、いつ、どのタイミングでホタルを捕獲できるのでしょうか?

各ホタルの活発な時期から考えてみましょう。

ゲンジボタルの捕獲ベストタイミング

渓流、ハケ、谷戸などで5月〜7月で雨上がりの湿度が高く、風がない日によく見ることができます。

月明かりが少ない日を選ぶとゲンジホタルの光がよく見られます。

日没後大体1時間後くらいから発光し始めて発光時間帯も結構長く、午後7時半頃から午前4時半頃まで見ることができます。

一個体は一夜で3回ほど発光しますので、そのタイミングを見計らうと捕獲は割と容易です。

最も活発なのは1回目の発光時ですので捕らえやすいです。

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ヘイケボタルの捕獲ベストタイミング

6月〜8月ごろに活動が見られ、北上するにつれて桜前線のように時期が遅くなりずれていきます。

ゲンジボタルと同様日没から約1時間程度たってから発光し始め、ピークは午後8時すぎ、午前0時ごろですのでこの時間帯がベストタイミングです。

ヒメボタルの捕獲ベストタイミング

ヒメボタルが観測できる時期は名古屋では5月上旬ごろ、埼玉では6月初旬、岡山では7月初旬となり大体5月上旬から7月上旬にかけてみることができます。

活動時間は日没後30分後から光り出し22時ごろまで活動しているものもいれば、深夜に発光し始めるヒメボタルもいます。

これは地域により発光する時間帯が異なります

そのため、その地域の過去の傾向を把握しておく必要があります。

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まとめ

実はウェザーニュースで桜前線ならぬホタル前線も毎年発表されています。

そのため、ホタルの観測できる時期や場所を予測することはそれほど難しくはありません。

ですが、繊細な生き物ですので天候などによっても見られる時と見られない時がありますので、希少価値があり捕獲できた時の感動も倍増します。

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